Google DriveがリリースされたのとSkyDriveがアップデートされたのでクラウドストレージを比較する(機能編)

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昨年書いた記事で当時の情報を載せています。現在だと状況が違う可能性が多いにあるので参考程度によんでください。

Google DriveがリリースされたのとSkyDriveがアップデートされたのでクラウドストレージを比較する(導入編)」と「Google DriveがリリースされたのとSkyDriveがアップデートされたのでクラウドストレージを比較する(比較編)」の続きです。
前回は、クラウドストレージとしての基礎的な部分について比較をしました。比較対象はDropbox、Google Drive、SkyDrive、iCloud、Evernoteです。今回は、各比較対象のクラウドストレージサービスの機能や特徴について書いていきます。

Dropbox

Dropbox

コンシュマー向けのクラウドストレージサービスを大きくしたといっても過言ではないDropboxはファイルを上手に運用できるサービスだと思います。アカウントを持ってない人でもファイルの受け渡しもしやすいと思います。さらには、紹介やイントロダクションなどをすると無料のストレージ容量が20GB以上に増えます。ただし、ファイルのプレビューがほとんど使えないのと、ストレージ容量の追加料金が高いのが難点です。料金を下げるにもAmazon S3を使ってサービスを行なっているので料金を下げるにも限界があると思います。それでもサービスとして使いやすいと思います。

閲覧や編集が出来るファイル

  • 画像ファイル(.JPGなど)
  • 動画ファイル(.MP4など)

特徴

  • レンタルサーバっぽくできる
  • 写真のインスタントアップロード
  • アカウントを持ってないユーザもリンクで共有
  • モバイルOSの対応が豊富
  • 紹介やイントロダクションで無料のストレージ容量が増える
  • APIを使ったアプリやサービスが豊富

Google Drive

google_drive

Google Driveは新しくリリースされたサービスですが、Google DriveはGoogle Docsのアップデートみたいな形になります。Google DocsはMicrosoft Officeに対抗したサービスで、ドキュメント閲覧・編集機能、プレゼンテーション作成などといったサービスにクラウドストレージとして1GBが無料で提供され、容量を追加できるオプションを提供していました。なのでGoogle Driveは、「Google Docs+クライアントアプリ+無料容量追加」といった感じでしょう。個人的には、追加容量の値段が倍近くに上がってしまったのが残念です。

閲覧や編集ができるファイル

  • Googleドキュメント(.GDOC、.GSHEET、.GSLIDE)
  • Microsoft Word(.DOC、.DOCX)
  • Microsoft Excel(.XLS、.XLSX)
  • Microsoft PowerPoint(.PPT、.PPTX)
  • Adobe Portable Document Format(.PDF)
  • Apple Pages(.PAGES)
  • Adobe Illustrator(.AI)
  • Adobe Photoshop(.PSD)
  • Tagged Image File Format(.TIFF)
  • Autodesk AutoCad(.DXF)
  • Scalable Vector Graphics(.SVG)
  • PostScript(.EPS, .PS)
  • TrueType(.TTF)
  • XML Paper Specification(.XPS)
  • アーカイブ ファイルの種類(.ZIP and .RAR)
  • jpeg、png、.gif、.tiff、.bmp 形式の画像
  • WebM ファイル(Vp8 動画コーデック、Vorbis オーディオ コーデック)
  • .MPEG4、3GPP、MOV ファイル(h264 動画コーデック、mpeg4 動画コーデック、AAC オーディオ コーデック)
  • .AVI(MJPEG 動画コーデック、PCM オーディオ コーデック)
  • .MPEGPS(MPEG2 動画コーデック、MP2 オーディオ コーデック)
  • .WMV
  • .FLV(Adobe – FLV1 動画コーデック、MP3 オーディオ コーデック)

特徴

  • Goooglドキュメント形式のファイルは容量対象外
  • 追加容量購入者はGmailの保存容量が25GBに増加
  • OCR機能
  • 画像そのものの識別
  • ドキュメントの共同編集
  • GmailやGoogle+との連携
  • 30日間の変更内容を保存
  • 検索機能
  • 画像の一覧表示

SkyDrive

SkyDrive

SkyDriveはクラウドストレージサービスが盛り上がる前からありました。無料で25GBも使えるサービスとしてかなり有名なサービスでしたし、ファイルWEB版のMicrosoft Officeの保存先としても使われていました。ただアップデート前は、クライアントアプリがなくて、1ファイルの転送サイズが小さくて使いづらい部分も大きなサービスでした。アップデートが行われてからは、転送サイズが大きくなりクライアントアプリもPC版・モバイル版両方リリースされGoogle DriveやDropboxを越せるようなサービスになったと思います。ただ、アップデートが行われてから無料で使えるストレージ容量が25GBから7GBに小さくなりました。(既存会員は25GBのまま) ただし、追加容量が比較対象の中では一番安いので足りないよという方にも大丈夫だと思います。

閲覧や編集が出来るファイル

  • Microsoft Word (.DOC、.DOCX)
  • Microsoft Excel (.XLS、.XLSX)
  • Microsoft PowerPoint (.PPT、.PPTX)
  • 画像(.JPGなど)
  • 動画ファイル(.MP4、WMV)

特徴

  • Microsoft OfficeのWEB版で編集ができる
  • 無料のストレージ容量が大きい
  • 追加のストレージ容量の値段が安い
  • Windows Phoneにも対応している
  • ドキュメントの共同編集

iCloud

iCloud

MacとiOSのハブとしてのサービスが押し出されているのがiCloudです。まぁiCloudについてはかなり語られていると思うので僕が書いたりはしません。MacやiOSの端末を使っている方にはとても親和性の高いサービスだと思います。無料のストレージ容量が5GBというのが少ないと思われるかもしれませんが、iTunesで購入したものが容量に追加されないので容量に追加されるファイルがあまり多くないのも特徴です。ただし、追加ストレージの値段が結構高いので、無料分のストレージ容量でどうにもならない場合は、他のクラウドストレージサービスを使ったほうがいいと思います。

閲覧や編集ができるファイル

  • なし

特徴

  • iTunesで購入した音楽やアプリなどはストレージ容量の対象外
  • 端末のバックアップ
  • 画像は30日間・1000枚まで保存
  • 端末を紛失したさいのサーチ機能
  • 連絡先・カレンダー・メールなどの同期

Evernote

Evernote

Evernoteをクラウドストレージサービスとして比較対象に入れたのは、Evernoteが提供している機能がGoogle DriveやSkyDriveに取り込まれていて、保存できるファイルもそれなりに多いので比較の対象に入れました。もちろん、Evernoteが提供しているサービスとほかの比較対象のサービスとは性格が違います。なので、比較対象の番外編くらいに思っていただいてかまいません。Evernoteの特徴は、編集機能が豊富にあり検索しやすいような機能が多くあることにあります。ただし、iCloud以上に追加のストレージ容量の料金が高いのと1ファイルの転送サイズが小さいのが難点です。

閲覧や編集ができるファイル

  • PDF
  • Evernote ノート
  • 画像ファイル(.JPGなど)

特徴

  • ドキュメントの共同編集
  • OCR機能
  • 他のサービスとは変わったファイル管理
  • Webクリップがしやすい
  • Evernoteに入れるためのクライアントソフトの種類が豊富
  • モバイルOSの対応が多い
  • ハードウェアとの連携も多い
  • APIを使ったアプリも豊富

まとめ

Google Driveがリリースされてから、さらに盛り上がりを見せているクラウドストレージサービスですが、Googleが参戦したことにより、なくなってしまうサービスも出てくるでしょう。

Google Driveのライバルは、世間的には、SkyDriveやDropboxだといわれていますが、僕自身は、Google DriveとEvernoteが結構なライバルなのではないのかと思います。なぜなら、Google DriveとEvernoteはOCR機能や検索機能なのでかぶっている部分が多くてからです。もちろん機能の使い勝手の面ではEvernoteがいい部分多いですし、Google Driveがどうなっていくかはこれからなのでなんとも言えません。Evernoteが提供しているサービスの性格がクラウドストレージサービスというよりライフログを提供しているサービスに近いので、この部分でGoogle Driveがキャッチアップしていくと面白いかもしれません。機能自体は搭載されていますしGoogle Docsでの実績もあります。

今週は、Google DriveのリリースやSkyDriveの大幅アップデートがありました。Googleの参入により、Microsoft、Apple、AmazonなどIT業界のビックプレイヤーがある程度出揃いました。ビックプレイヤーがどのようにクラウドストレージサービスを提供していくか、Dropboxなどの専業会社はどのように戦っていくか、このからどうなっていくのでしょうね。

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